そりゃ・・・私だって鏡夜を祝いたいわよ・・・
おめでとう・2・
鏡夜は私を抱えたまま帰宅した。
もちろん鏡夜の部屋へ直行して、ベッドへ落とされた。
「鏡夜。。。もしかしてとは思うけど・・・」
「環達からのプレゼントだからな。ありがたく貰わなければならないだろう」
「はぁ〜!?さっきは元々自分のって!」
「プレゼントの割には口答えの多い・・・塞ぐしかないか」
そう言うと、鏡夜の顔が近づいて私の唇と鏡夜の唇が重なった。
1度チュッと軽い口付けを交わすと、どんどん深くなっていく。
「ちょっ・・・んっ・・・」
抵抗しようにも、リボンで拘束されたままの私にはなすすべはなく・・・
鏡夜はもちろんそれを分かってだろう。
突如、口の中に柔らかいものが侵入してきた。鏡夜の舌だ。
鏡夜の舌はまるで生き物のように私の口の中を犯していく。
そして、逃げようとする私の舌を糸も簡単に捕らえてしまう。
部屋の中に唾液の混ざる音が響いていた。
いっときすると、満足したのか舌を強く吸われた。
「ンッ・・・」
口ごもったような声が響く。
そして、私の口を堪能した鏡夜は静かに口を離していく。
銀の糸が私と鏡夜の唇が離れるのを惜しむかのように繋いでいた。
「はぁはぁ・・・」
「もう体力切れか?これからだと言うのに」
イタズラな微笑みを浮かべ、私で遊ぶ鏡夜。
それを見て私は反抗心が芽生えて、つい口走ってしまった。
「鏡夜のバカァ・・」
しまった。と思うには遅くて、鏡夜は微笑みをさらに増して私の首筋へと唇を押し付ける。
「鏡夜っダメェ」
「俺はバカだからな、言うことは聞かない」
「それじゃ、駄々っ子じゃない。アッ・・・」
言葉の終わりと同時に首を思いっきり吸われた。
いわゆるキスマークを付けられたのだ。
首筋には鏡夜の舌が這い回る。
「そろそろ、リボンを解くか・・・」
そう言って鏡夜は私に巻かれているリボンを丁寧に外していく。
そして、鏡夜は私の手を頭の上にやると、ベッドの柱へと結んでいく。
「鏡夜っ!?何してっ・・・」
「プレゼントだからな。少し大人しくしてもらおうかと」
「イヤァ・・・外して・・・」
「たまにはいいんじゃないか?」
涙目で訴えても、鏡夜はとりあってくれず、行動を再開し始める。
また、私の口を犯し、首筋、鎖骨へと降りていく。
そんな中、胸に感覚が集まった。
「アッ・・・」
「、感じたのか?」
「ちがっ」
「そう言うが。ここはこんなにもなっているぞ」
いつのまにかブラは外され、直に鏡夜の手が胸の突起へと触れた。
そして、鏡夜は軽くその突起をつまんだ。
すると、体に一瞬電気が走った。
「あっ・・」
鏡夜の頭が序々へ下へ降りていき、ついには胸へとただりつく。
鏡夜の左手は私の左胸を丁寧に揉み砕く。
右胸の突起を鏡夜は含むと、まるでおもちゃのように遊ぶ。
「かなり硬くなってるぞ」
「ちがっ」
「違うって言っても本当だしな。ほら」
と言って、突起を歯を立てて噛まれる。
「っ!やぁ」
いくらなんでも、こんなに強い刺激では耐えられるわけもなかった。
「鏡夜ぁ・・・」
鏡夜を呼ぶ声は自分の声とは思えない程甘い声で、自分でも誘っているように聞こえてしまう。
鏡夜はの服を全て脱がせて、下着のみにすると、下着の上からツーッと1本のラインを書くように撫でた。
「イヤッ・・」
「イヤなのか?かなり湿っているが?」
相変わらず、鏡夜の意地悪はつづいているようである。
左胸への愛撫は続いたまま、鏡夜の右手は下のみを責め続けた。
下着の上から1つの突起を見つけると、鏡夜はそこのみを責めた。
「ンッ・・・アアッ・・・」
「気持ちいか?」
は感じていると自分で分かっていても、首を一生懸命横に振った。
「正直じゃないな」
鏡夜は下着を一気に脱がすと、直に陰部を攻め立てた。
そして、鏡夜の顔の位置が序々に下へと降りていき、の膝の裏を持つと、M字に開かせた。
「イヤァ。ダメだってばぁ」
「、綺麗だ」
耳元で囁くと、鏡夜は陰部を舐め始めた。
「ヒャッ!アンッ・・・」
部屋中にピチャピチャとイヤらしい音が響いて、それはの耳にダイレクトに伝わって、さらに感じさせる要因となっていた。
もちろん、鏡夜がワザと音を出しているのは当たり前で。
「甘いな。」
「ア・・そんなっ・・・キタナ・・イ・・」
「汚くなんかないぞ。さっきも言っただろう。綺麗だ」
ナカに1本指を入れると、同時にブジュッと音が鳴った。
「アアッッン・・・」
の神経は下半身へと集まっていく。
鏡夜は指を折り曲げたりして、のいいところを探す。
すると、ある1点での声が一段と高くなったところがあった。
「アア・・!」
何度かソコだけを攻め立てて、指を2本、3本と増やしていく。
のナカに入っている指は全てバラバラな動きをして快楽を与えていった。
「ハァン・・もぅダメェ・・・鏡夜もう・・・」
「しょうがないな」
そういうと、鏡夜は自分の物を取り出した。
鏡夜のものは、すでにはちきれそうに自己を主張していて。
の入り口へと宛がい、ゆっくりと挿入していく。
「ンンッ」
「うっ」
お互いから零れる声。
はうれしかった。鏡夜が声を漏らしたことで、かんじてくれていると思ったから。
全て挿入し終えると、ゆっくりと動き出して快楽へと導きはじめた。
「ああ・・ああぁん・・・」
「のナカ・・・気持ちがいい・・」
序々にスピードを速めて快楽へと導いていく。
そして、何度腰を振ったかわからない頃、の頭は真っ白な世界へと踏み入れようとしていた。
「もうっ・・・アッ・・イク・・・ッ」
「いいぞ・・・イケッ・・」
その言葉を合図に鏡夜もスピードを速めて、へを快楽の世界へと誘い込んだ。
「ああっ・・・・・・んん・・・・・ん・っぁぁああ・・っ」
「クッ・・・」
が達したと同時に締まり付けた膣が鏡夜のものを締めつめて、鏡夜までもが達した。
「はぁ・・ハァハァ・・・」
抱きしめて2人は余韻につかっていた。
そして、何分たっただろうか、鏡夜は寝たを確認すると、縛っていたリボンを解いた。
「、すまなかった・・・つい・・・」
囁いた言葉はには聞こえることはなく。
鏡夜は後処理を始めた。
「鏡夜・・・酷い・・・」
目覚めたの第一の発言はコレ。
布団を体に巻きつけて、鏡夜を睨む。
「悪かった」
「本当に思ってるの?」
「ああ。が綺麗だったもので、ついな」
その言葉では頬を染めた。
抱き寄せると、耳元で一言「愛してる・・」と呟いた。
「鏡夜、コレ」
着替えが済むと、は鏡夜に1つの箱を手渡した。
「なんだコレは」
「誕生日プレゼント」
「・・・・開けてもいいのか?」
が1つ頷くと、受け取った箱を鏡夜は丁寧にあけていく。
そこにはシンプルなネックレスが1つ。
「鏡夜、ホスト部してるでしょ。だから、せめて私のって証欲しくて・・・」
鏡夜は驚いた。
がそこまで心配しているとは思ってなかったからだ。
「がホスト部をやめて欲しいといえば、俺はいつでもやめるぞ」
「それはダメ。ホスト部の鏡夜はみんなの鏡夜だもん。独り占めはずるいから」
「やさしいな」
抱きしめると、どちらからもなくキスをした。