桜蘭高校 廊下・・・



「すみません、第3音楽室ってどこにあるんでしょうか?」






☆再開〜前半〜☆




私、
じつは明日から桜蘭の生徒。1−Aに入ることになってる。
今日は先生方へのあいさつに来たの。一応制服で・・・
それで、とある先生からホスト部のことを聞いたから、ちょっと覗いてみようと思ってv



コンコンッ



「失礼しま〜す」

「「「「「「いらっしゃいませ」」」」」」



扉を開けたら恐らくホストメンバーだとおもわれる6人の美男子が・・・
(鏡夜を除く)



「おや?初めての方だね!?姫、名前をお教えください」(環)

「あっ、ハイ。と申します」

「「といえば、あの財閥の??」」(双子)



双子!?本当にそっくり・・・あの人の言うとおりだわ。



「ええ、ご存知でしたの?うれしいですわ」

「当たり前じゃん。」(光)

といえば、名家の中の名家だし」(馨)

「ってことはちゃんもA組なんだね〜♪」(ハニー)



小さい・・・しかも可愛い・・・



「はい。1−Aになりますわ」

「「え〜!?」」(双子)

「どうした?」(環)

「いや、俺らってA組にいた記憶なくって・・・」(光)

「なぁ、ハルヒ?」(馨)

「・・・うん・・・ごめんなさい」(ハルヒ)



とっても申し訳なさそうに女の子が・・・
あっ!あの人が言ってた女子ってもしかしてこの子が?



「それはそうですわ。私、明日転入してくるんですもの。今日は先生方にごあいさつに来ましたの。
 それで、ホスト部の話しを聞きましたから来てみただけですわ」



あっ、6人とも納得したみたい。


にしても、あの人は一体・・・



「では、姫、誰を指名しますか?」(環)

「ん〜・・・それではハルヒ君おねがいしますわ」

「あっハイ。僕ですね」(ハルヒ)



一応、ハルヒ君が無難かな!?
見つかったら怒られるだろうし・・・






「「ねぇ〜殿。鏡夜先輩は?」」(双子)

「あ〜、なんでも委員会で遅れるそうだ」(環)

「ふ〜ん。鏡夜先輩かわいそ〜」(馨)

「え〜なんで〜??」(ハニー)

「だってさんチョー綺麗じゃん!」(光)

「見れないなんてかわいそ〜」(馨)

「だが、鏡夜はそういうことに興味を示したことはないぞ」(環)

「「あっ、たしかに・・・」」(双子)




その時・・・




「何をしている」(鏡夜)

「うわっ!鏡夜、委員会おわったのか?」(環)

「ああ、無駄な時間を使わされたよ」(鏡夜)

「鏡ちゃん、みてみて〜♪すごい可愛い子がいるのぉ♪」(ハニー)



ハニーが指をさした先。
そこには仲睦まじくとハルヒの話している姿が。
それを見た瞬間、鏡夜はハルヒのところに行き、



「ハルヒ、変わってくれ」(鏡夜)

「あっ、鏡夜先輩。えっ!?でも・・・」(ハルヒ)

「ハルヒ君、お相手してくれてありがとう。この人と変わってくださる?」

「はぁ・・・」(ハルヒ)



ハルヒが下がり、鏡夜はハルヒが座ってたところではなく、の隣に座った。
それを見て6人は驚いていた。
鏡夜が女の人の隣に座っているのをみたことがなかったから。
鏡夜は、6人の様子に気づいていたが無視をしに声をかけた。



「どうしてここにいる」

「昨日かえってきたから」

「連絡がなかったが、どういうことだ?」



少し、不機嫌に見える鏡夜。



「あら、怒ってるの?ビックリさせようと思ってね。にしても、鏡夜はホストの時もこんなに近くに
 座るわけ?最悪」



《最悪》…最も悪い状態であること


鏡夜にむかってこの言葉を言える人は世界で何人いるだろうか・・・