英語はドラッグすれば略がかいてあります







忍足達はメイドに案内され、景吾がいる部屋へと足を踏み入れた。
そして、を目にした瞬間驚いた。



DEAR





「Nice to meet you. It is of the childhood friend of Keigo.」
(はじめまして。景吾の幼馴染のです)
「なんや、顔は日系なんやな」

「テメェらも挨拶ぐらいしろ」

「そやな。Nice to meet you.My name is Yuushi Oshitari」
(はじめまして。忍足侑士です)


忍足の自己紹介を先頭に岳人・長太郎・宍戸の順で挨拶をしていく。
ジローは相変わらず樺地の背中で寝ていた。
なんだかんだで、英語の得意な岳人はスラスラと言え、長太郎はそれなりにできたが宍戸は苦手らしく、発音がなってなかった。



「ナイス チュ ミーチュー。マイ ネーム イズ リョウ シシド」

「英語が苦手なら日本語で言えばいいだろうが」

「相手は日本語しらねえんだろ?しょうがねえじゃねえか」

「クスクス・・・」



宍戸の英語とが日本語を話せないと聞いていた本人が笑い始めた。
それに反応するメンバー。



「なんで笑ろうてん?」

「I'm sorry.あっ、ごめんなさい。私、日本語話せますよ」
(ごめんなさい)


全員驚いた顔をした。
それに対し、跡部は呆れた顔。



「だから言っただろうが。日本語でいいと」

「知らなかったんだよ。ってか、日本語はなせんなら初めっから話せよな」

「ごめんなさい。最近までアメリカだったから英語のほうが慣れてたの」

「で、お姫さんは跡部の幼馴染で合ってん?」

「ええ。名前はです。ちなみに、今度から氷帝学園に通うことになりました。よろしくね」



その後、色々と質問攻めにあった
全て笑顔で応えるにメンバーは好意を抱き、氷帝ではマネージャーをして欲しいとお願いをしていた。
しかし、は断った。
はマネージャーじゃなく、プレイヤーだからだ。


それから、時間も遅くなり跡部とを除くメンバーは帰って行った。




「それじゃ、約束どおりテニスしよっか?」

「ああ。行くぞ」



そう言ってと跡部は敷地内にあるテニスコートへと足を向けた。



「約束覚えてる?」

「当たり前だろ?言うことを聞く。それだけだ」

「うん。前までは景吾、私に負けてたもんね。次会った時は絶対勝ってやる!って言ってたね。どれだけ成長したか見極めてあげる」

「ふん。そんなに余裕かましてられるのも今のうちだぜ?」

「じゃあ初めよ。サーブは私からでいい?」

「ああ。いいぜ」




綺麗なトスで強いサーブが打たれた。
跡部は1度見逃す。



「あれ?もしかして取れないの?」

「テメェバカにするな。がどれだけのものか見ただけだ」

「あっ、そうなんだ」



そして、のサーブからまた始まった。
次は打ち返す跡部。
ラリーが続く中、明らかにが押されているのがわかった。
そしてはついにミスを犯し、ロブをあげてしまった。



「俺様の美技に酔いな。破滅への輪舞曲だ」



見事にはラケットを飛ばされ、決められてしまった。
そして、それを合図にするように跡部のポイントが続く。
結果、の完敗。



「悔しい。。。」

「当たり前の結果だ」

「インサイト使ったでしょ?」

相手にインサイト使わないわけにはいかねえだろ」

「それは私を誉めてるの?」

「そうだな。お前は強いと思うぜ。俺にはかなわねえが」

「ありがと。で、命令は?」

「俺様の女になれ」

「はい?」



聞き間違い?そう思った



「俺様の女になれって言ってんだ」



ボーっとしていたの顔も徐々に笑顔に変わっていく。



「うん。私は景吾の女になる」

「フン。それでいいんだよ」

「でも、景吾から大事な言葉聞いてない」

「あーん?」

「大事な言葉」



期待の目で見つめる



「しょうがねえな。1度しかいわねえからキチンと聞いとけよ」

「うん」

「I love you」
(愛している)
「I also love you」
(私も愛してる)


跡部はの手を引き、抱き寄せた。
それに応えるかのようには背中に腕を回した。



「ずっと好きだったんだよ」

「俺様もな。しか眼中になかった・・・」

「もう離れないから」

「ああ。もうはなさねえ」



それから2人は今までの時間を惜しむかのように甘い時間を過ごした。








・・・・オマケ・・・・

「景吾の友達楽しかった」

「気にくわねえな。忘れさせてやるよ」

「ちょっ。。。待って!!」

「待てねえ」

「最後まで聞いて」

「アーン?早くしろよ」

「友達は楽しかったけど、景吾との時間の方が幸せ」

「誘ってんのか?」

「違う!!」

「遠慮すんな」

「してない!んッ・・・」




以下は皆さんのご想像で・・・