準決勝  聖蘭学園vs青春学園









☆屈辱☆









「あんたたち、聖蘭学園を舐めないことだよ!いいかい?」


「「「「「「「はいっ!(うっす!)」」」」」」」


「気合入ってるね!でも、僕達も勝ちを譲る気はないよ」




聖蘭学園 部長  竜崎 夕槻。




「夕槻・・・あんたは・・・」


「やあ、おばあちゃん」


「「「「「おばあちゃん!?」」」」(手塚・乾・不二を除く)


「あぁ、青学のみなさん、はじめまして。聖蘭学園部長の竜崎夕槻です。次の試合ではよろしく」


「ちなみに、夕槻はわたしの孫だよ」


「「「「「えぇ〜〜〜〜!!」」」」(手塚・乾・不二を除く)


「乾は知ってたみたいだね」


「ああ。調査済みだ」




部長と一緒に行動していた俺と悠は、唖然としていた。

知らなかったから・・・でも、確かに苗字は一緒だ。




「それで、部長は青学を敵視していたんですか?」


「さすがは悠だね!その通りだよ」


「夕槻、敵視してたんかい」


「あぁ、おばあちゃんの育てた人たちだからね、僕としても小さい時から目標はおばあちゃんを超えることだったから。ついね」


「あっ!先生。お久しぶりです」


「先生!青学も順調ですね!」




姉貴とさんだ。




「にかい」


「なになに?ちゃんとちゃん、今日は俺達の応援にきてくれたのかにゃ〜♪」




にゃ〜って猫語ですか・・・

すごい人だ。




「あはっ!」




姉貴もさんも苦笑いだよ。

それはそうだよな。実は敵のチームだなんて。




「ちがうのかい?」


「不二君、その笑顔が怖い・・・」




確かになんか、脅してるっぽい。

青学は一癖も二癖もある人ばっかりなんだなぁ。


ついに、姉貴が白状した。




「ごめんね、今日は聖蘭の応援なんだ」


「なんで聖蘭なのにゃ〜」


「私との弟が聖蘭のテニス部なの」


「「「「「えぇ〜〜!!」」」」」


「ちなみに、いつもは聖蘭だけの応援じゃないわよ!」


「ちょっと、っ」


「の場合、氷帝か」


「さすが!乾!!わかってるぅ〜♪でも、今回は侑士はでなかったの。あと、跡部君もね!」


「侑士ってあの、氷帝の天才の忍足さんっすか?」


「そうよ!私の彼氏なの」


「忍足は分かるとして、なんで跡部まででてきてるんだ?」


「乾〜、そこまでは調べてなかったの?まだまだね!跡部君はの彼氏なんだから〜♪」


「「「「「えぇ〜〜!!」」」」」」


「ちょっと、っ・・・」




姉貴、また顔が曇った。

本当に好きで付き合ってんのか?




「ところで、ちゃんとちゃんの弟ってレギュラーなのかにゃ!?」


「菊丸ー、さっきの聖蘭の試合見てなかったの?」


「失礼な!みてたにゃ!」


「じゃあ分かるでしょ!」


「う〜ん・・・」


「ダブルス1だよ。英二」


「さすがは、不二ね!審判が苗字言ったの聞いてなかったの?」


「ダブルス1の時は、乾の聖蘭情報聞いてたにゃ」


「ダブルス1といえば、ちょうどそこにいる2人っすよね?」




恐らく同じ歳と思われるツンツン頭の奴が俺と悠を見て言った。




「うん!私の弟の」


「そして、私の弟の悠」


「「よろしくおねがいします」」


「うわ!息ピッタリにゃ」




それはそうなってくる。

小さい時から一緒にいることが多くて、今では寮で相部屋だ。

俺たちだって、ここまで深くはなりたくはなかったよ・・・

でも、今考えるとダブルスでは言葉をださずとも心で通じることも多くなって助かっている。




「そろそろ試合だ。それでは、また後で」


「ああ。お互い頑張ろうじゃないか」


「負けないよ」




そう言って、俺達はコートに向かった。





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「只今より、準決勝 聖蘭学園対青春学園の試合をはじめます」




           (聖蘭)   (青学)
ダブルス2    水那・篠原 vs 乾・海堂
ダブルス1   ・ vs 菊丸・大石
シングルス3     神無月 vs 桃城
シングルス2      白尾 vs 不二
シングルス1      竜崎 vs 手塚




俺は、試合前に周りを見渡した。

氷帝学園の姿はない。

恐らく、むこうも試合なんだろう。

さっきの山吹戦ではいたからビックリした。

つい、跡部さんを見てしまったが、跡部さんは気づいてないようだった。





「、次の試合ではきちんと集中しろよ!?」


「分かってる、悠」


「相手は全国区だ!もう二度とボロ負けはしたくないだろ!?」


「あぁ」





ダブルス2 6−5  水那・篠原ペア(聖蘭学園)の勝ち





俺達の番だ!




「よろしくにゃ〜♪」


「よろしくお願いします」




俺は菊丸さんと握手をし、定位置についた。

サーブは俺から。



負けないっ!!


俺はそう思いながら力いっぱい打った。

やはり、向こうも全国区ということで俺のサーブは簡単にリターンされてしまった。

しかし、そこで潰れる俺ではない。

俺は昔からしているボールが消えたように見える技を出したりした。

俺達も精一杯だったんだ。


そして、なんとか粘って俺と悠は勝てた。

本当にギリギリだった。

俺達は十二分の力を発揮できたと思う。

救いだったのが、菊丸先輩の持久力が足りなかったことだった。




「菊丸先輩と大石先輩が負けるなんて・・・」


「しょうがないよ。向こうが1枚上手だったということだよ、桃」


「大石先輩、そうっすけど・・・」


「つよかったにゃー。でも、次は負けるわけにはいかにゃい。桃、ファイト〜」


「はいっ!」




ダブルス1  6−5  ・ペア(聖蘭学園)の勝ち




「よし、王手だな」


「部長、部長まで回らないかもしれませんね」


「、青学を舐めてはいけないよ」


「分かってます。しかし、あと1回勝てば終わりですよ!?」


「そのあと1回が勝てないかもしれないじゃないか」


「そんな・・・そんなのありえません」




しかし、勝つことはなかった・・・




「おつかれ」


「悔しい」


「も頑張ったし、他のみんなも頑張ったと私は思うよ」


「あたりまえだ。頑張ったが力が及ばなかった・・・」


「それが試合だよ。負けたことをバネにしなきゃ。これから、もっと上を目指さないとあの人には勝てないよ」


「あぁ」




俺はこれからもあの人に勝つことを目指す。

あの屈辱を晴らすんだ!!











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