起きるとは横で眠っていた。
俺は起こさないようにを抱え、ベッドにきちんと寝かせる。
こいつ、本当に傍にいてくれたのか・・・
俺もヤバイかもな。こんなに惚れてるなんて。
大事にするぜ・・・・・・
☆An outcome of determination〜決断の結果〜☆
いつの間にか眠ってたらしい、しかも景吾のベッドで。
景吾はいないけど・・・
体を起こして周りを見渡すと机の上にある2つのCDが目に入った。
私達のCDだ。
“光輝く”
“巡り合い/希望(カバー)”
景吾も聞いてくれてたんだ。
ガチャ
「起きたか」
「自分は私を置いてどっかに行ってたの??」
「ちょっとな」
「まぁ、いいけどね。ところで景吾はSecret好きなの?」
「あーん?なんでそう思う?」
「机の上・・」
私が指を指すと景吾は机の上を見て納得した。
「ああ。アレか。別に好きで買ったわけじゃねえよ。」
もういらねえしな。と言いながらベッドの端に座る。
「なんで?なんでもういらないの?いい曲じゃないの?」
「俺は曲よりも声で買ったんだよ。・・・の声に似てたから。わりぃ・・・ちげえのに」
景吾は分かってくれてたんだ。
だから確かめにスタジオにまで来てくれたんだ・・・
「ありがと・・・景吾」
「なんでお礼なんだよ」
「私のこと忘れてないってことだから」
そう。景吾には存在だけの意味に聞こえただろうけど、存在も声も忘れてないってことだから。
「当たり前だ。俺様がを忘れるかよ」
「ちょっ、そんなストレートに言われると照れるって・・・///」
体温の上昇は止められなくて私の顔は真っ赤に染まった。
景吾はソレを見て笑ってる。
もちろん、いつもの勝ち誇った顔で。
「そういえば、もうすぐ文化祭だな。今回は誰を呼ぶか・・・」
「呼ぶ??」
「ああ。はしらねえのか。氷帝は毎回芸能人を呼んでんだよ。去年は確か・・・KANAだったか??」
「疑問系?」
「俺様が決めたわけじゃねえから、いちいち覚えてねえよ」
「ぷっ。景吾らしい」
わらってんじゃねーよって言いながら景吾は私の額をついた。
結構痛い・・・オデコを擦りながら景吾を睨もうとすると景吾は優しい微笑みでこっちをみていて、逆に照れてしまった。
「毎回誰が決めてるの?」
「もちろん生徒会長だ。今年はSecretにするか・・・人気もあるみてぇだし、誰も文句はないはずだ」
「Secretか・・・でもまだ2曲しか出してないんじゃ・・・」
「カバーでもかまわねえよ。ただ、Secretは本当に謎の歌手だ。俺のところの所属でありながら俺様が未だ把握できてないんだからな」
「景吾も苦労するほどの相手なんだ?」
「ああ。テニス以外で俺様の手をわずわらせるのはだけかと思ってたがな」
私って結構すごかったりする?
景吾をまだてこずらせてるんだから・・・
「だから、文化祭でのオファーをOKしてくれるか・・・まぁ、拒否権はSecretにはねえが」
「たぶん・・・ううん。絶対にOKしてくれるよ」
そう。OKするよ。
そして、その時に言おう。
わたしだって・・・
そして私は景吾に送ってもらい、帰宅した。
帰るとがそりゃもう幸せそうな顔でお出迎え。
「おかえり〜♪どうやった??」
「何が?」
「跡部景吾との進展にきまっとるやんっv」
「そういうは不二周助との進展はどうなのよ」
「うちらはどうでもええやん」
「よくないです。で、は言った??」
「まだ・・・言ってへん」
たった一言「言った?」で分かる私達。
たった2人にしか分からないこと、それはSecretのことしかない。
も言えずにいたんだ。
私と同じ気持ちをは持っている。
言ったほうがいいのかもしれないけど、何故か言えないという気持ちが。
「、文化祭で歌わない?」
「はっ!?」
「氷帝の文化祭って芸能人呼ぶんだって。それで、景吾はSecretを呼ぶって言ってる。
だから、不二君も呼ぼう?」
「いいの?」
「うん。景吾はきちんと気づいてくれてた。それに、そろそろ事務所の要望もきくべきでしょ?」
ずっと前から事務所からの要求がった。
それは『テレビに出て欲しい』ということだった。
テレビではなくてもせめてプロモぐらいには・・・と。
「そうやな。じゃあ、水無月さんに言っといたほうがええやろ。文化祭のオファーを受けてもらうように・・・」
「ありがと、・・・」
「とうちは親友であり、ユニットやん。うちらは2人で1つやで!?こんぐらい当たり前やろ」
近々、氷帝の文化祭が催される。
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