お仕置きですか・・・
気が重い・・・
☆環の本性を・・・(4)☆
「言ったはずだぞ。前回もお前のその行動性について」
「はい。ごもっともです・・・」
そう。鳳アクアガーデンのその後(番外編)を読んで貰えればわかると思うけど、
私の“思い立ったら即行動”に対して鏡夜さんからのお叱りが以前も行われたのだ。
そして、今回も説教をくらってるんだけど・・・
「本当に反省しているのか?」
「反省しています」
「なら、態度で示してもらおうか」
「へっ!?」
一瞬のことでわからなかったけれど、すぐに理解できた。
ベッド脇に正座をさせられていた私を鏡夜さんは抱き上げ、ベッドに乗せてくれたのだ。
そして、お互い数秒見つめあい、唇を合わせる。
私はいつものように鏡夜さんにすがりついて、鏡夜さんの唇に応えた。
唇をいっときの間堪能すると、暖かく湿った舌が素早く私の口内に侵入してきた。
私も一向に慣れないディープキスに応えるべく舌を一生懸命からませる。
でも、鏡夜さんのキスは上手くて私の体は自分を支えるのを放棄してしまう。
そして、それがどれくらい続いたか分からなくなり、自然とお互いから離れていった。
「アッ」
思わず離れた瞬間声がもれてしまった。
「、感じたのか?」
「えっ、あの・・鏡夜さんが・・・」
「なんだ?言ってみろ」
「鏡夜さんが・・・上手すぎるからぁ・・・」
うわぁ〜照れる!!
鏡夜さんは満足したのか、笑ってるし!!
「いい子だな」
そういうと、鏡夜さんは私を静かにベッドに埋めていく。
私はというと、真っ赤になりながらされるがまま。
「、好きだ」
「私も鏡夜さんのこと大好きです」
その言葉を合図にまたキスが始まる。
次はすぐに舌を絡ませ合い、息遣いまでもが激しくなっていく。
「ンッ・・」
時折喉から漏れる私の声。
鏡夜さんは唇を離すと、序々に下へと降りていく。
唇を体に這わせ、時折舐め上げながら。
そして、左手を服の下から入れ胸を直に揉みくだし始めた。
「感じているんだな、」
鏡夜さんは乳首が立っていることを確認すると、呟いた。
おかげで私の顔はただでさえ赤らめていたのに真っ赤へと変貌。
「そんなこと・・言わないっで」
「本当のことを言ったまでだがな。じゃあもう少し体で確かめてみるか」
そういうと、鏡夜さんの右手は下へと降りていく。
スカートの裾をめくって、太ももを撫で回し始める。
「アッ!」
鏡夜さんの不適な笑みが私の視界に入る。
私は思わず首に抱きついて快楽から逃げようとした。
でも、それを許してくれるはずがない。
片手で腕を放されると、鏡夜さんの手はどんどん奥へ、腿の内側へと入り込んできてショーツ越しに撫でられる。
「っ!!」
「濡れているな」
「だから、そんなこと・・言わない・・っで・・・アッ」
指を何度か前後させられ、私の快感がジワジワと湧き出てくる。
「は・・んっ・・もう・・」
「どんどん濡れてくる・・」
耳元で囁かれ、ショーツを一気に降ろされた。
そして、次は直に触られる。
「やっ、あ・・・っ」
「すごいな。聞こえるか?」
「鏡夜さんのっ・・意地・・・悪っ」
ヌルヌルと割れ目の中を擦り、小さな突起を摘み上げた。
「ああっ!!」
2本の指が突起を揉む。指の腹で擦るように転がされる。
「あっ、ああ・・」
快感が私を襲う。
それに比例するかのように、鏡夜さんは激しさを増していき、さらに中に指を2本一気に入れてきた。
クチュクチュと音を立てて指が中を何度も出入りする。
何度か繰り返され、私の頭は上手く回転しなくなっていて、それよりもさらなる快感を求めた。
「鏡夜さ、ん・・アンッ!もう・・お願い・・」
いっぱいいっぱいの私に反して少し余裕のある鏡夜さんはイジワルな笑みを浮かべて聞いてくる。
「何をお願いなんだ?詳しく言わないと俺でも分からないな」
「そんなっ・・・イジワ・・ルしない・・で・・っ!」
涙を目いっぱいに浮かべた私を鏡夜さんは見て「悪かった」と言い、
枕元の引き出しからコンドームを取ると口にはさみ、袋を切る。
そして、自分のものに被せていった。
その行動は当たり前だが手馴れていて、左手はずっと私への愛撫をやめることはなかった。
「じゃあ入れるぞ」
先端を私の入り口へと宛がい、一気に挿入した。
「くっ!」
「あああっ・・・!!」
何度も鏡夜さんを受け入れているはずのソコは、まるで初めてのようにきつく締め上げる。
さらに両足を担ぎ上げられ、奥の奥まで突き入れられる。
強く激しく突かれこすられ、私の体全身に快感の電撃が駆け巡る。
「はっ、ん、あっ・・・」
鏡夜さんの動きに合わせて私の声が部屋に響く。
時には動きを緩めたり、早めたりと様々な速さ・強さ。
何分していたのだろうか、私は絶頂を迎えようとしていた。
「ダメェ・・・もうぅ・・・」
「イクか」
「鏡夜さんも・・一緒にっ・・・んっ」
「分かった。イクぞ」
今までよりさらに動きが早まり、私は絶頂を迎えることになった。
「あああぁぁぁ・・・」
「くっ・・・」
事が終わり、私はぐったりしていた。
対する鏡夜さんは後処理をしっかりとして、ベッドに横になり、私を抱きしめてくれた。
「頼むから心配だけはかけないでくれ」
「ごめんなさい・・・」
「はぁ・・・」
またいつもの溜息。
でも、こういう事の後の溜息はキスをしてくれる前。
ほら。鏡夜さんは私の唇を親指で優しく撫でると、自分のものと重ねる。
おしおきもたまにはイイかもとおもったり・・・v
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