一体何事ですか?コレは・・・
☆ホスト部!大問題勃発!!(2)☆
「ねえ、馨・・・環さんのってつっこんだ方がいいの?」
じつは今環さんは妄想に入っています。
なんか、つっこみ入れた方がいい感じが・・・
恐らくハルヒとの妄想だろうけど。
ハルヒがまだ来てなくて良かったよ。
「ほっとけ」
「そう。じゃあほっとく」
「楽しそうだねぇタマちゃん」
「そうかな・・・僕にはむしろ憐れに見えるけど」
「光のいうとおり」
私達の存在にやっと気がついたのか環さんは私達に向かって語り出した。
「ひがむな光、!!全て計算通り!!春といえば無論ラブコメ!!!!
そもそも俺とハルヒはラブコメ要員!!悩まずとも結果は見えていたのだ!!」
「「・・・僕らは?」」
「ホモホモ要員だ」
大理石にラインを引いていく環さん。
これだからお金持ちは。。。(自分もお金持ちだけど)
大理石いくらかかると思ってんのよ・・・
ちなみに、全員お客様がいない時は私のこと“”って呼んでくれてます。
「待って、私はホモホモ要員では決してありませんけど」
「そうだな。と俺は恋人なわけだからホモホモ要員からは外れることになる」
「「あっ!2人抜け駆け〜!!!」」
「ごめんね〜馨。光」
「「まっ、鏡夜先輩となら仕方ないけど」」
双子は私達には笑った顔をしたけど、すぐに環さんに向かってしらけた顔をした。
「「てゆーかさ・・・わかってんの?殿」」
「「「ハルヒ(ハルちゃん)が女ってバレたらホスト部にはいられなくなるんだよ?」」」(双子&ハニー)
「それに女の子のカッコしたらきっともっとかわいーよねーv」(ハニー)
「考えてみれば中学の時も男にモテモテだったんじゃん」(光)
「調書によればほぼ月に1度は告白されているな」(鏡夜)
「ってことは女に戻ったら告白されまくり!?すごーい」()
「こりゃ殿なんか近づけなくなっちゃうねー」(馨)
どんどん理解してるみたい。
じゃあ最後にトドメを!!
「「「まーいいけど?僕ら(私)は同じクラスだから?」」」
やりすぎてはいないだろうか。
また泣いてしまうか?一瞬そう思ったが。
「よしっ!では今から“ハルちゃんは断じて男の子”作戦会議を行う」
どうやら私の思いすごしのようでした。
「“ハルちゃんは断じて男の子”作戦?」
「そのとおり!!いいか、。身体検査の時にハルヒが女だとバレない為の作戦を練るんだ」
「はぁ・・・」
「は乗り気じゃないな・・ところで、は身体検査の時はどうするつもりだ?」
「それは・・・」
私は鏡夜さんをチラッと見た。
「環、そろそろ会議を始めないと日がくれてしまうぞ」
「おお!そうであった。それではこれより会議を行う。皆の集いいか〜!?」
「「「オォーー!!!」」」(双子&ハニー)
頷くモリ先輩。
にしても、鏡夜さんって話ずらすの上手い。。。
―――― そして作戦会議開始から数十分 ――――
「すみません。遅れ・・・」
「それでは明日の“ハルちゃんは断じて男の子”作戦はフォーメンションAに決定!!」
「・・・何の会議?」
私はすぐにハルヒの登場に気がつき、ハルヒに駈け寄った。
「ハルヒ、遅かったね」
「あ、うん。ところで、コレは一体・・・」
「ああ。なんでもハルヒが女ってことを隠す作戦らしいよ」
私は笑いが絶えられなくなりながらも一生懸命こらえていた。
ハルヒは何で笑ってるの?と言いたそうな顔で私を見ていたから私が言おうとしたその時。
「案ずるなハルヒ!!お前の秘密は俺達が守る!!」
ここでつっこんでくるのが環さん。
お約束だよね。
「別に秘密にした覚えはありませんが・・・
そうか、バレたらノルマ達成が不可能になりますねぇ。まあ、その時は別の借金返済法を考えますよ。
に借りることだってできるし」
「ところでハルヒは残りいくらなの?」
「えーっと確か533万3332円」
「そっかーじゃあそれぐらいなら簡単に貸せるね」
「ありがとう。」
ハルヒと私の仲じゃないか。
「隊長!!張本人にまるで、やる気がありません」(光)
「しかも、もう一人手助けをしている人物が!!」(馨)
「ぬう!!なんて協調性のないヒロイン達なんだ!!」(環)
だって、さっきの作戦聞いてたら100%バレるし。
それなら先に約束してた方が・・・と思って。
ハルヒにやる気を起こさせるなんてよっぽどじゃなきゃ・・・
「大トロ」
ピクッ!!
今みんなモリ先輩の一言に反応した!?
「・・・そうか。クリスマスでは食べ損なったもんなあ・・・」
「イエ・・・そこまで大トロに思い入れは・・・」
「「「協力せざる者大トロを食べるべからず!!一生ひっついてでも大トロを食す機会を邪魔させていただこーーう!!!」」」
ハルヒって大トロ好きだったんだ。
今度食べさせてあげよう・・・
密かに思うでしたv
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