「どういうわけや?








☆ケンカ☆









「だからぁ、は昨日停電の時に暗所恐怖症が発症しちゃったんだってば!」


って暗所恐怖症なんか?」


「だから、そう言ってるでしょ!!」




全く、侑士は頭いいんだか悪いんだか…


今日は、久しぶりに侑士が部活なかったらしく、青学まで来てくれたのv

でも、会った途端の話ばっかり。ったくどっちが大切なんだか。




「なんで、そんなイライラしてんや?」


「もう、しらないっ!」




私は侑士を置いて体育館に向かって行った。





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なんなんや、一体。

が怒ってるのが理解できん。



その時、




「あ〜いた!忍足っ!!怒らしたでしょ!?」




や・・・

なんでしっとんのや?




「もう!何があったか知らないけど、きちんと謝っといてよね!不機嫌なは練習でも厳しいんだからっ」


なんで怒ったかしらんか?」


「はぁ?私が知るわけないジャン!何はなしてたの?」




そう言うに俺は説明した。

そしたら、




「ば〜か!」




って言われた。




「なんで、に馬鹿扱いされなあかんねん」


「だって、女心わかってないんだもん」




女心?俺はその点に関しては跡部にも負けない自信はあるで?




「忍足、と会ってから私の話ししてたんでしょ?」




あっ!そういうことかいな。

の嫉妬かいな・・・

もかわいいところあるやんけ。




「ありがとさん。


「いいえ〜♪じゃあ、呼んであげるから仲直りしなよ!?」




と言って、を呼んでくれた。

はトコトコと走ってきて、俺を睨んだ。

こわいわぁ〜




「何?練習忙しいんだけど。が行って来いって言うから来てあげたんだからね」


、スマンッ!!俺が悪かったわ」


「なんで怒ったか分かってんの?」


「そんなん、わかっとるわ。、かわええなぁ。嫉妬してくれたんやろ?」


「なっ・・・」




真っ赤になりおった。

ビンゴってことやな。

ホンマ、はかわええわぁ。




「ったく・・・しょうがないじゃない。ず〜っとのことばかりなんだもん」


「スマン、つい跡部との進展に興味が沸いてしまってな」


「わかってるよぉ。侑士のことだもん」




ついつい、を抱きしめた。




その時っ



パンパンッ!と手の叩く音が・・・




「ハイハイ。ソコッ!!ラブラブなのはいいけど、場所を考えなさい。ったく、しかも!部長とあるものサボりはいけないなぁ」


「「スマン(すみません)」」




うわぁ、まで怖いやん。

おこっとるのに、ニコニコしながら言うから怖さ倍増やん。




今日はを怒らしてまで聞いた結果、が暗所恐怖症で跡部がそれを助けたというのしか分からんかった。

ったく、跡部は何をやってんや。

展開は無しっちゅうことやな。

しかし、の話しによると、結構跡部に脈ありっぽいな。

来週の練習試合が楽しみや。





練習試合とは、来週の日曜日に青学と氷帝の練習試合が組まれているのだ。

その日、青学の女子バレー部も練習があるという。

そして、の情報によると青学の男子バレー部も一緒に練習が入ってるらしく、男子バレー部にはを狙う輩がたくさんいるのだ。

忍足は跡部がその輩をどうするかが楽しみでしょうがないのだ。













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