とにかく、ハルヒ達もさがさなきゃ!!
☆鳳アクアガーデン(3)☆
「そういえば、さっきの電話ではハニー先輩のことしか・・・」
「ああ、言ってないな」
「それヤバイじゃないですかっ!!」
私はとにかく走りだした。
鏡夜さんの説明不足により、ハルヒ達が危険な目に合う確立が・・・
モリ先輩は大丈夫だろうけど、相手は銃持ってる可能性高いし・・・
うわぁ・・・想像しただけで血の気が引いちゃったよ・・・
思ったら行動!な性格な私はハルヒ達が向かったであろう方向へ走り出した。
後ろから鏡夜さん達の声が聞こえてたけどおかまいなし。
・・・・・で、見事に迷子です。
恥ずかしい。。。
ガサッ
今、草が動いた。
まさかワニ?それともヘビ?それとも未確認生物?
鏡夜さんのガーデンだったらありえそう。
「様?」
私の名前を呼び、出てきたのは捜索隊の方々だった。
「よかったぁ〜」
思わず腰が抜けてしまった。
恥ずかしい・・・
捜索隊の人に担いでもらって移動を開始した。
もちろん肩で担ぐわけにはまいりません。とか言われて横抱きです。
なんか、今日は担いでもらってばかりだ。
「いたぞ!その小さな少年を離しなさい!!」
前の部隊から発見の声が聞こえた。
離しなさい?もしかして、なんか動物にやられてる?
でも、ハニー先輩だったらそんなの簡単に・・・
「この大きいのは何者だ。うわ!!!」
大きいの・・・もしかして・・・・
「抵抗するぞ!!威嚇射撃用意――――・・」
「ちょっと待ってくださいっ!」
「崇、ハルちゃんどいてえ―――!!!」
私の叫びは聞こえないようだったが、すぐに大きな声で邪魔が入った。
木のツタを使って現れたハニー先輩だった。
さすがです。
そして次々と捜索隊の方々がやられていきます。
私はボーゼンとみていることしかできなかった。
そして、いつの間にかモリ先輩が目の前に。
私を捜索隊の人から取り上げてその捜索隊へ蹴りを入れた。
「あ〜〜〜〜っ!!やちゃった・・・」
私がボーゼンとしている間に捜索隊全滅だった。
同じくボーゼンとしているハルヒ。
ハルヒはハニー先輩がなんでこんなに強いのかでボーゼンとしてたけど。
それを見て常陸院はハニー先輩について説明してくれた。
「「“埴之塚”つったら武道の名門じゃん」」
衝撃を受けているハルヒ。
私はまず、助けてくれた捜索隊の方にお礼をしたくて、モリ先輩が蹴飛ばした人を揺さぶった。
「あの、大丈夫ですか?すみませんっ、私が止められなくって・・・」
「いえっ・・・かまい・・ません。・・・ご無事なら・・」
「全くだ。が怪我でもしてたら捜索隊がどうなっていたことか」
後ろから鏡夜さんの気配が・・・いや、声が・・・
なんか内容的にすごいんですけど。
私も後ろを向くのが怖かった。
だって鏡夜さんの声が少し低かったから。
恐る恐る振り向くと、笑顔の鏡夜さんが。
「、今日は泊まっていくよな?」
「・・・それは拒否権はあるんでしょうか?」
「あると思うか?」
笑顔です、鏡夜さんの笑顔が黒いです。
ようするに拒否権は
「ないですね」
「分かってるならいい」
結局夜、鏡夜さんの部屋でさんざん心配かけたこと怒られた。
でも、最後には鏡夜さんの機嫌も直り、ラブラブできましたv
next(裏になります。イヤな人は下から飛ばして見てください)
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